結婚相談所で希望の相手を紹介され、会ってみたいと思ったら、場所や日時を合わせてお見合いを行います。
そしてお見合いが終わると、これからお付き合いをするかしないかの決断をしなくてはなりません。
全く迷わず決断できればよいのですが、返事に迷いがある場合はどうしたら良いでしょう?
そこで今回、お見合い後にお付き合いをするべきか判断に迷った時の決断法について解決します。
1.恋愛の減点方式と加点方式
男女では相手を好きになるのに時間差があります。
よく「熱しやすく冷めやすい」という言葉を聞きますが、会ったときのときめきがだんだん時が経つに連れて薄れていく人と、徐々に相手を好きになる人がいます。
これは男性と女性の恋愛観の違いによるもので相手を加点方式で評価するのか、減点方式で評価するのかによります。
男性は減点方式で女性を判断することが多く、まず最初にいいなと思って、だんだん冷める
女性は加点方式で男性を判断することが多く、イマイチな人と思ってから、だんだん好きな人に変わる
1-1.相手への評価が減点方式の場合
出会ってすぐ気になる人や好きな人ができるので、第一印象がイマイチな相手を好きになることはまず無いとされます。
相手と出会った時、異性としてアリかナシかを無意識のうちに判断するといっていいでしょう。
1-2.相手への評価が加点方式の場合
見た目重視の度合いが大きいため、付き合ったらちょっと違ったと思うことがあります。
第一印象がイマイチな相手でも、その人のアプローチや情熱次第で好きになる可能性があると言えるでしょう。
もちろん必ずしも男性、女性がこの通りの恋愛観とは限りませんから、男性でも加点方式で、女性でも減点方式で判断する人もいます。
大事なのは、自分は人に対して減点方式と加点方式のどちらで判断するタイプか考えてみることです。
2.男女で違うお見合い後の返事
世間一般では男女でお見合い後の返事の決断方法は異なるとされています。
一般的にどのような傾向にあるのか知っておくのも良いでしょう。
2-1.男性は迷ったらたいてい断る
男性は迷った結果、お付き合いを進めてもうまく行かないことが多いと言われています。
女性に比べて惚れっぽいと言われる男性にとって、また会いたいと思うほどの女性でなければ、進展して成婚に至るということはまずないでしょう。
2-2.女性は迷ったらたいていもう1度会う
女性には2度目で判断するのが良いと言われています。
迷う場合はもう1度会ってみて、2度目 3度目と会うにつれて気持ちが変わってくるということがあります。
気持ちがだんだん変化するのであれば、変化の可能性を見てみることは無駄なことではありません。
3.返事をする前に考えるべきこと
希望条件についてはお見合い前に確認しているはずで、絶対にこの人と結婚はないという相手なら最初からお見合いになっていないはずですよね。
よほどのことがない限り、お見合いが終わったからといってすごく好きになる、もしくは嫌いになるということはないでしょう。
そこで次に述べることについて、返事をする前に判断の参考にしてください
3-1.初めて会ってときめくことを期待しない
多くの方が初対面の相手にドキドキしたり、お見合いでとてつもなく好きになるということはほとんどありません。
会った直後は何も感じなくても、デートやお見合い後に食事をすることで、相手の内面の良さを理解し、気持ちを前向きに変えることができる可能性があります。
そんな時は、思い切って仮交際をしてみるのがおすすめです。
盛り上がりや盛り上がりの有無で判断するのではなく、お見合いの時間を楽しんだかどうかで判断するのがポイントです。
3-2. 相手を厳しく減点しすぎない
結婚して大切なことは、お互いの足りない部分を補いながら助け合う姿勢です。
そう考えると、ただ相手に理想の条件を求めたり、不満を並べたりするわけにはいきません。
相手と同じように選ばれる立場なので、相手を減点しすぎないことも重要です。
まずはお見合い相手の良いところを紙に書き出してみましょう。
「気遣いができる人だった」
「思っていたより優しそうと思った」
「趣味があうと思う」
などを紙に書くことで、相手の良い点を探して減点しすぎないことが大切です。
相手の印象がそれほど悪くない場合は、次のステップに進みましょう。
4.返事をしてから考えるべきこと
相手にOKの返事をしたら仮交際に進んでいきます。
仮交際というのは途中で断るのは真剣交際中と違って失礼とはならないお試しの交際ですので、もし相手と合わないと思ったら相談所に報告してくれれば大丈夫です。
4-1. いったんお付き合いをして様子を見る
以上のように、お見合い相手の印象がそこまで悪くない場合は、仮交際を進めてみるのもいいかもしれませんね。
お見合い後の仮交際は、男女間の真剣交際や一般的な交際とは意味が異なるため、同時に複数の人と交際することが可能です。
また、まだ相手に恋をしている気がしなくても、仮交際に移行することは失礼ではありませんので安心してください。
デートや食事で決めても問題ないので、一人でも多くの人と出会えるように婚活を進めましょう。
迷ったら仮交際に進み、相手の内容を知った上で決断することがポイントです。
気持ちが固まったら、どんどん真剣交際に発展させましょう。
4-2. 仮交際の経験も判断力になる
初めてのお見合いで今後どうするか決断できない方は、お見合いの回数を重ねて人を見る目を養ってみるのも効果的です。
いろいろな人に会うことで、この人とは相性が良さそうとか、お付き合いをするべきかどうかがだいたい判断できるようになっていくでしょう。
お見合い後は断った相手とはもう二度と会えませんので、まずは出会いを大切にして、あせらず婚活を続けてください。
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